Fracton Communityアップデート(2026年3月)
Fracton Venturesは、2021年から現在までに50以上ものプロジェクトをincubateしてきました。今回はその中でも、直近1ヶ月間にアップデートがあったプロジェクトを中心にピックアップしてご紹介します。
CyreneAI
「CyreneAI Genesis Acceleratorの発表」
CyreneAIは、Solanaエコシステムにおけるビルダーの初期資金調達を支援するプロジェクトです。
2026年3月、CyreneAIはアーリーステージのファウンダー向けに「CyreneAI Genesis Accelerator」を発表しました。多くのスタートアップがプロダクトの失敗ではなく、最初の10万ドルの資金調達ができずに失敗しているという課題に着目し、このプログラムを通じて最大10万ドルのシードキャピタルを提供します。単なるハッカソンや短期的なプログラムではなく、MVPの構築からトラクションの獲得、そして収益化までを長期的に支援する仕組みとなっており、Solanaエコシステムにおける新たなビルダーの登竜門として注目を集めています。
HypurrQuant
「perp-cli v0.4.0のリリースと機能強化」
HypurrQuantは、信頼性の高いDeFiプロトコルを通じて、初心者でも簡単かつ効率的、安全に資産管理ができるプラットフォームを提供するプロジェクトです。
2026年3月、HypurrQuantはマルチDEX対応の無期限先物CLIおよびMCPサーバーである「perp-cli」のv0.4.0をリリースしました。このアップデートにより、Pacifica、Hyperliquid、Lighterといった複数のDEXにまたがるファンディングレートのアービトラージ(資金調達率の裁定取引)の収益を正確に追跡できるようになりました。リアルタイムでの資金調達の発生状況の確認や、ゴーストポジションを防ぐためのクローズ検証機能などが強化されており、AIエージェントを活用したトレーディング環境の構築に向けた重要なマイルストーンとなっています。
LOCKON (株式会社Gaia)
LOCKON(株式会社Gaia)は、暗号資産市場におけるアルゴリズム運用やAI融合型の運用モデルを開発・提供するプロジェクトです。
2026年3月、株式会社Gaiaは株式会社イオレおよび株式会社ベンチャーラボイノベーションを引受先とする4億円の資金調達を実施したことを発表しました。この調達により、上場企業向けのDAT(Digital Asset Treasury)運用基盤の強化や、AI融合型運用モデルの高度化を加速させます。DeFi領域においてPolygon上で世界3位、Arbitrum上で世界5位の実績を持つ同社は、今後APACにおけるAIネイティブファンドとしてのポジションをさらに確固たるものにしていくことが期待されます。
Fracton Ventures
「Fracton Venturesに業界を代表する3名のアドバイザーが就任」
「AI人材との共創を加速するDeFi特化アクセラレーションプログラム『AUTON』募集開始」
AUTONは、DeFi(分散型金融)分野とAI(人工知能)分野の人材交流および共同ビジネス開発を活性化することを目的としたアクセラレーションプログラムです。
Fracton Venturesは、SMBC日興証券、Next Finance Tech、東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)、Prime Beatと共同で本プログラムを立ち上げました。ステーブルコインの普及やAIエージェントによる自律的な取引が現実のものとなる中、DeFi市場におけるAIの重要性は急速に高まっています。AUTONでは、DeFi分野への技術応用に意欲のあるAI領域の学生やエンジニアを対象に、専門家からのメンタリングや技術支援を提供し、次世代のデジタルアセット市場を牽引する革新的なソリューションの創出を目指しています。締め切りは、4月19日(日)となりますので、お見逃しなく。
今回もFracton Communityの一部チームの最新情報をお届けしました。もし協業などに興味があるプロジェクトがあれば、直接の連絡もしくはFractonメンバーまでご連絡ください。







