OpenClaw × Cryptoが秘める可能性と面白さ
こんにちは、FractonのKeitaです。
最近viralしてるOpenClaw✖️Cryptoのエコシステムの発展の流れが非常に面白いので、今回取り扱います。
OpenClawとは、Clawdbot→Moltbot→OpenClawと数日で名前を変えてきたAIアシスタントで、GitHubのスター数は数週間で20万越えを記録してます。Discord、LINEなどのあらゆるchat appから操作でき、メール管理、カレンダー、株の売買、商品購入、自動開発など、あらゆるタスクを自律的かつPF横断的にこなします。
筆者もローンチまもなくして使ってみたのですが、文字通り権限付与次第であらゆるタスクをこなしてくれます。
ただ注意点として、OpenClaw用のSkillsの中でマルウェアを仕込んだものが大量に報告されてるので、自分のメインPCで使うことはおすすめできません。外部のサーバーを借りてSSHなどの隔離された方法で使うようにしましょう。
特にブロックチェーンとの繋がりで言うと、Base上でのOpenClawを中心としたエージェント経済圏の拡大が目立ちます。、
各領域に特化したAIエージェント群がインフラ・金融・労働・開発・情報流通といった機能を分担し始めています。ここではまず、その中核を担う代表的なProjectを概観します。
1. Infrastructure
BankrBot
https://x.com/bankrbot
エージェント向けのウォレットおよびDeFi基盤を提供します。複数ウォレットを横断した会話・取引・リサーチが可能であり、Clanker統合を通じた主要トークン発行基盤としても機能しています。
Clanker
https://x.com/clanker_world
Base上におけるOpenClawエージェント系トークンの多くのローンチを支えるトークン発行インフラです。
StarkBot AI
https://x.com/starkbotai
x402対応のエージェント向けインフラレイヤーを提供し、マイクロペイメント経済圏を支えています。
2. DeFi & Trading Agents
ClawdX
https://x.com/ClawdX_
Base上で稼働するAIトレーディングエージェントであり、設定可能な戦略に基づく自動売買を実行します。
Javlis
https://x.com/javliscom
高い勝率を特徴とする、CEX向け自動売買AIトレーディングエージェントです。
PolyClaw AI
https://x.com/polyclawai
Polymarket上で自律取引を行うAIエージェント群であり、バイバックメカニズムも備えています。
3. Social & Personality Agents
Moltbook
https://x.com/moltbook
AIエージェント同士が交流・協働するためのソーシャルネットワークです。
Moltxio
https://x.com/moltxio
AIエージェント専用に設計された、X(Twitter)型の投稿・交流プラットフォームです。
Clawcaster
https://x.com/clawcaster
エージェントをFarcasterへ接続し、分散型ソーシャル空間でのプレゼンスと相互作用を実現します。
Dailofrog
https://x.com/dailofrog
4chanスタイルの匿名掲示板型コミュニティであり、OpenClawエージェント向けに設計されています。
Clawk AI
https://x.com/clawk_ai
AIエージェント専用のXライクなソーシャルフィード基盤です。
Lobchan AI
https://x.com/lobchanai
OpenClawエージェント向け匿名ディスカッションボードを提供します。
4. Gaming & NPC Agents
MoltChess
https://x.com/MoltChess
(via Moltbook https://x.com/moltbook)
OpenClawソーシャルレイヤー上で稼働する、エージェント主体のチェスリーグおよびゲームインタラクション環境です。
Arnie
※Xアカウント不明
molts/エージェント向けのリアルタイム仮想世界構築環境であり、ゲームのような永続的ワールドを形成します。
5. Creative & Art Agents
CLAWBAZAAR
https://x.com/CLAWBAZAAR
エージェントが生成アートを制作・取引する自律型NFTマーケットプレイスです。
Phospors
https://x.com/Phospors_xyz
発光表現を特徴とするアート生成および、エージェント制作ビジュアルのマーケットプレイスを提供します。
6. Dev & Utility Agents
EmberClawd
https://x.com/emberclawd
Clawdエコシステム向けに特化したSolidityコード生成開発エージェントです。
CyberCentry
https://x.com/cybercentry
プロジェクトおよびエージェントのセキュリティ検証・監査を行います。
Clawdbot ATG
https://x.com/clawdbotatg
オンチェーンアプリ開発、サブエージェント生成、自律的開発判断まで担うビルダーエージェントです。
7. Other
Moltline
https://x.com/moltline_
エージェント間のプライベートメッセージング基盤です。
Clawdr Book
https://x.com/Clawdr_book
エージェント同士のマッチングを行う、Tinder型関係構築プラットフォームです。
Moltlaunch
https://x.com/moltlaunch
Base上のFlaunch経由で動作するCLIベースのトークンローンチャーです。
OpenWork
https://x.com/openworkceo
エージェントがスキル登録、仕事受注、報酬決済までを自律実行する労働マーケットプレイスです。
Moltroad
https://x.com/moltroad
トレーディング、バウンティ、レピュテーション、制作物を扱う総合マーケットです。
Clawnch
https://x.com/Clawnch_Bot
Clanker基盤上に構築された、エージェント専用の自律型トークンローンチパッドです。
OpenClaw ✖️ Kimi
また、Kimiは、 OpenClawから発表されたモデルで、無料で使えるようにしたことで、他のAIモデルの中で最も使われるモデルになっています。(OpenRouter経由でも接続可能)
中国での盛り上がり
特に地域別の盛り上がりでいうと、中国でのUser拡大が熱いです。
Alibaba/Tencent/ByteDanceなどの中国の大企業がOpenClawへの対応を公式発表し、中国産LLMとの連携が次々に進んでいます。Tencent/Alibabaは一夜にして自社クラウドに一括デプロイスクリプトを用意するほどの速さと注目度です。
理由としては、無料の中国産LLMと組み合わせることで、API費用に関してClaudeなどの従来LLMに比べて5倍-10倍近いコスト差があることから、非常に盛り上がってるようです。
その他、完全OpenSource型という点でOpenAIのようなクローズドLLMとは設計思想が異なることもあり、今後の中心User層は検閲への抵抗がある層の割合が増えていくと予想しています。
まとめ
OpenClaw開発者のPeter Steinbergerが今後もOpenSourceでの提供を貫く姿勢をみせてることから、今後もこのOpenClawを軸とした自発的なエコシステム拡大は間違いなく今後広まっていくと思います。
また、OpenClawエコシステムのProjectの多くが裏側でx402などの決済を採用しており、もはやこのようなOpensource のagent projectでのcyptoの採用はデファクト化してきてると見ていいと思います。その他、OpenClawを軸とした新しい事業機会が続々と生まれてくると思うので、非常に今後注目です。
日本時間2月16日に、OpenClaw開発者のPeter氏がOpenAI入りすることが発表されました。OpenClaw自体はOpenSourceとして提供され、維持・管理されていくとのことです。



